玄関先で暑い風に葉を揺らしながら夏が過ぎるのをじっと待っているヒメシャラをご紹介します。
ヒメシャラは姫沙羅とも書くツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。
ツバキに似たところもありますが花も葉も小ぶりです。
幹は赤っぽくツルツルとしており、葉には毛が生えているのが特徴的。
初夏の6月~7月にかけて白く小さな花を咲かせます。
比較的丈夫な木で、寒さには強いのですが猛暑や強い西日には弱いので風通しのよい日陰が好まれます。
幹が赤みを帯びているので庭木のアクセントにもふさわしい木のひとつです。