オフィス前の庭園にある石の上で、白い小さな花が咲きました。シャリンバイ(車輪梅、学名:Rhaphiolepis indica var. umbellata)です。バラ科の常緑低木で、通常は日本では東北南部から南側、隣国では台湾、韓国の、主に海岸沿いに生息しています。
直径2~3cmかわいらしい花からは少し想像がつきませんが、海岸沿いに咲いているだけあって、塩害に強いのが特徴です。また、大気汚染にもそれほど影響を受けないことから、道路の中央分離帯などに植えられることもあります。
写真のシャリンバイは、3年ほど前に自然発生していることに気が付いたのですが、今年になってようやく花が咲いてくれました。今後も毎年この時期には、シャリンバイの白い花を楽しみにしようと思います。