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5月に入り、花開き始めた植物があります。安行四季彩マットに植えてあるのは、モッコウバラ(木香茨、木香薔薇 学名:Rosa banksiae)です。中国原産のバラで、花びらは黄色と白があります。黄色い花びらを持つキモッコウ(黄木香)は秋篠宮眞子様のお印(皇室で身の回りの調度品を区別するための目印)としても有名です。
常緑つる性低木で、枝には棘がないため、扱いやすいのが特徴です。主に庭園などでアーチやフェンスなどに用いられますが、生育が早く、大量に花をつけるため、開花時は見ものです。
写真のモッコウバラはまだ2つほど花を咲かせたばかりですが、今にも花開きそうな蕾がいくつも並んでいます。まさにこれからが見ごろの植物です。
オフィス内で育てているジャボチカバ (学名:Myrciaria cauliflora、英語: Jabuticaba) 。フトモモ科の常緑高木です。花が咲き、実も生るのですが、いずれも幹や枝に直接つけるのが特徴です。
果実が熟れるとまるで巨峰のようで、濃い紫色のやや厚い果皮と、白もしくはピンク色の果肉を有します。生で食される他、日持ちはしない為、収穫後にゼリー、ジャム、ジュース、ワイン、リキュール等への加工もよく行われています。
原産地とも言われるブラジルではジャボチカバの実の消費が多く、盛んに経済栽培が行われています。また、カリブ海諸国で広く栽培されている他、アメリカ・テキサス州、カリフォルニア州など、主に熱帯地域での栽培が盛んです。日本では沖縄県や鹿児島県などで少量の栽培が行われています。
この度、当社でも緑色の若い実がつきました。これからも大切に育て、果実が熟すのを待ちたいと思います。 詳しくはBOSQUEまで tel:048‐229‐3507
4月も下旬になり、桜の季節が過ぎようとしている今、早くも咲いているツツジがあります。写真にあるヨシノツツジ(学名:Rhododendron yosino)は、他のツツジより開花時期が早いのです。
常緑広葉低木で、樹高はおよそ1~2m。春になると直径約6cmの花を咲かせます。色は、淡いピンクに紫がかすかに入った「パープルピンク」です。
花がシャクナゲと非常に似た形をしているため、「西洋シャクナゲ」と分類されることがあります。その名前の通り、和風だけでなく、洋風の庭園にも よく合うのが、ヨシノツツジの特長です。